ヴァレリオン

ヴァレリオンMAP


特徴

全長約877m
「水」がテーマのステージ。
二つ目のコースでありながら全長は非常に長く、チェックナイトに次いで2位。
ただし速度が早くなる為、コース自体の長さに反してタイムは全体的にかなり短い。
ジャンプ出来る箇所が多い為、ジャンプする事によって利点が得られるマシンが強い。
DPが非常に効果的な配置となっている上にレールも多いため、結果的に極端なスピードコースとなっている。
コピールーレットも存在し、マシンによってはここからホイールを取り出す必要が出てくる。
特に中位辺りのマシンで最速タイムを狙うならルーレット保存バグは必須となる。
特筆すべきは中盤に訪れる3段の分岐で、ここで篩にかけられる。
すべての段でテクニックや注意すべき点、覚えるべき点が異なってくる。

総じて、やはりこの特徴的なコース構造を活かせるマシンと活かせないマシンには決定的な格差が産まれてしまっている。
ルーレット保存バグが必要無い、使用出来ないマシンにとっては変わったコースで飽きにくく、全体的に難易度は優しいと言える。


渓流加速

終盤の激流下りに置いて、最左端の小さな渓流を利用すると、
水流による押し出し効果により加速する。
瞬間的に80km/h近くまで到達する事もあり、ジェット、ワゴンは非常に大きな恩恵を得る。
渓流抜きでも単純に最短ルートでもあるため、レールが遅いマシンはこちらを通った方が速くなる場合もある。


壁抜け

コピールーレット上空に壁抜けポイントあり。
RTAでは禁止技なので注意。


マシン別評価

ワープスター

フリーランではホイールの恩恵に与かり中堅勢の一角。
タイムアタックではホイールやウィングを駆使して並以下。
ホイールを除けば難所らしい難所は殆どない。


ウィングスター

フリーラン、タイムアタック共にホイールを利用する。
フリーランは中堅より上、タイムアタックは真ん中より下となる。
ホイールの弊害で安定感は皆無だが、ホイールを使わなければ安定した走りを披露できる。


デビルスター

フリーランはホイールを使用するが、それでも平均以下。
タイムアタックでも何度もホイール練成することで、ようやく他の下位クラスに並ぶ。
自力で滝上段やギミック前DPでの横滑りなどの魅力はあるのだが、
序盤や激流後~ゴールまでの区間が壊滅的である。


ジェットスター

レール以外全てジェットダッシュまみれに出来るので、言うまでもなく最速マシン。
このコースにおけるスクーターと並ぶ、エアライド屈指の人気を誇る組み合わせである。

ロケットスター

フリーラン、タイムアタック共にスリックと並び準最速レベル。
序盤の2連DP、分岐前の段差の難易度が高いが他は低め。
謎加速ポイントが数多く存在するが現在使われているポイントは1つのみであり、フリーランの理論値は40秒を切るとされる。
尚、フリーランではホイールを使った方が速いとされる。


フォーミュラスター

自力で滝上段に行けず、下段を通ることになるためフリーランでは下位。
一方でタイムアタックではウィングで上段に行けるため中堅クラスとなる。
ラストの下りレールは理論値としては渓流加速の方が速くなる。
フリーランの一番の難所はスタート前の準備。


ターボスター

フリーラン、タイムアタック共に中堅上位に付ける。
コピー無しでも自力で滝上段に行けるが高難度。
ラストの下りレールは渓流加速の方が僅かに速い。


スリックスター

DPが配置された長い直線に大量のレールとスリックに有利な要素満載。
しかし直線には崖や水溜りなど邪魔なものも多く、横町の精度が要求されるスリック最難関のひとつ。
フリーランでは理論値40秒切りまで見込まれており、タイムアタック共々3位は不動の地位だろう。

ルインズスター

DP地帯で他マシンに大きく差をつけられてしまうため、フリーラン、タイムアタック共に下位。
DP地帯は遅いだけでなくかなりの高難度となっている。
タイムアタックではミックスでホイールを練成することになる。


ヘビースター

ワゴンスター

DJ可能な段差が多く、他マシンがチャージダッシュするようなカーブが少ないのでワゴンの弱点が露呈しにくい。
ワゴンにとって追い風なステージで、フリーランでは7~8位という弱マシンにしては上出来な順位も狙えたが、
ルーレットに届く強・中堅マシン組に引きずり降ろされ、現在は中堅下位といったところ。
タイムアタックではウィングを使い弱点を無くし、悪くない位置に収まっている。


ウィリーバイク

フリーランは平均クラス。
終始スピードレンジが高い。ルーレットにギリギリ届くが、難易度が高く目押しも必須。
タイムアタックは4強に次ぐ順位。
敵加速も加わる上、ウィングによって安定して滝上段に行ける。


ウィリースクーター

フリーラン、タイムアタック共に最速クラス。ただし、理論値はジェットに劣る。
フリーランはSDが無くても37秒まで出せる。弾きジャンプをマスターすれば難所は分岐前のSDだけとなるため、スクーターには珍しくマシな難易度である。故に好タイムを出すのにはオススメ。
タイムアタックはその安定感を発揮し、現状はジェットより優勢である。


レックスウィリー

フリーランではワーストクラス。フォーミュラと同じく卑怯ダッシュを使っているのだが…
しかし、安定感はレックスにしては高め。
タイムアタックでは平均より下。ウィングによる滝上段によって致命的な部分は補える。


デデデ大王

フリーランでは4強に次ぐ成績を収め、5弱のフリーランでは前代未聞の快挙であったが
現在はコピールーレットに届く強・中堅マシン最低4機には抜かれる。
タイムアタックもウィングを使うマシンが多いので相対的に順位は下がる。


メタナイト

フリーラン、タイムアタック共にダントツで最下位。
DP地帯の横滑りは大きくタイム差が開く箇所だが、極めて難しい。
それ以外の箇所は比較的安定して走行可能。


総評

フリーラン、タイムアタック共にジェットスターとウィリースクーターのワンツーフィニッシュである。
ジャンプ出来る部分の多さ、レールなどのコース構造がこの2マシンと見事に噛み合っている結果と言える。
次いでスリックスター、ロケットスターと続く。
コルダ以外ではスリックがロケットに理論値で勝てる数少ないコースである。
理論上はフリーランで40秒を切れるのは4強のみとされている。
フリーランでは中位がターボ、ワープ、ウィング、デビルが並ぶとされている。
これはルーレット保存バグを用いる事により分岐突入までをホイールで駆け抜ける事が出来るためである。
次にデデデがバイクよりも先に来る。これはデデデが分岐において上に到達出来るためである。
バイクはワゴンダッシュをフル活用出来るワゴンと並ぶ。
卑怯ダッシュと言われるフォーミュラもここに並び、下にコース構造を活かせない悲惨組が並ぶ。

タイムアタックでもフリーランと殆ど変わらない。
恵まれた位置に居るフラッピィや敵加速による恩恵を受けるバイクやフォーミュラが大きくタイムを上げてくる。
一方あまり活かせないウィングやデビルはフリーランに比べ大きくタイムを落としてしまう。

  • 最終更新:2020-02-17 01:38:58

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