ジェットスター

ジェットスター

性能表

能力値 数値 順位
地上最高速度 1.3365 17位/21位中
飛行最高速度 1.5795 20位/21位中
傾斜補正(昇り) 75% 16位/21位中
傾斜補正(下り) 120% 5位/21位中
離陸時加速 3.0375 1位/21位中
レール速度補正 100% 11位/21位中
レール傾斜補正(昇り) 140% 13位/21位中
レール傾斜補正(下り) 120% 2位/21位中
チャージ基本値 1% 14位/21位中
ドリフト補正値 2% 12位/21位中
エアチャージ 0.6% 1位/21位中
チャージ開放値 100% 1位/21位中
オーバーヒートタイム 160F 14位/21位中
リキャストタイム 60F 1位/21位中
攻撃値 100% 4位/19位中
防御値 20% 3位/19位中
耐久値 200 7位/19位中

出現方法

時間制3分、スチールオーガンで2000m以上走ると出現。
2000m走った時点で出現する。そのため途中退室可。
any%RTAなどではそもそもジェットを出したければ紫チェッカーを使うのでどうでもいい。

長所

  • 代名詞でもある、特殊走法「ジェットダッシュ」が極めて強力。応用も効かせやすい。
  • 滑空中にチャージが高速で溜まる。
  • 全マシン中最高の飛行自由度。操舵速度、機首限界値ともに全マシン中1位。飛行時間も悪くはない。
  • そこそこ重い為、体当たりやプッシュアタックは強力。ジェットダッシュと合わせると大抵のマシンを即死させる凶器となる。
  • 能力値の成長幅が非常に高く、初期性能も申し分無い。

短所

  • 極めるならば、高い動体視力と瞬時の判断能力が必要となる。
  • ミスした時のロスが非常に大きい。
  • リスクとリターンの兼ね合いが難しく、綿密なルート設計が必須となる。
  • JDが時々暴発することがあり、それをそのまま速度に還元することが出来る場面が多く、アドリブ力も必要となる。
  • 地上でのチャージが遅く、やや使いにくい。
  • 仕様を理解していないとシティトライアルでは使いこなせない。


エアライドモード

言わずとしれた、4強の一角。
その中でも特にコースに依存した性能を持ち、TA、FRともに9コース中5コースの理論上最速マシンとなっているが、残りの4コースは他の4強並か、下回っている。

最高速度が地上、空中ともに低く、チャージ速度に至ってはロケットと同じと非常に遅い。
その代わり離陸時加速がバイク系をも上回り、エアチャージも全マシン中最速と、飛行時の爆発力は眼を見張るものがある。
これがジェットの最大の特徴として設計されているらしく、実際、この離陸(大幅加速)→滑空(エアチャージ)→着地(加速)の流れは強力。
このうち、離陸時加速の仕様の穴を付いたものが特殊走法「ジェットダッシュ」である。

エアチャージの早さのため、ドラグーンやフライトワープスターを除くと飛行中にチャージを最大まで貯める事が出来る唯一のマシン。
そのため、ナイス着地加速と合わせてチャージ開放が行われるため、大幅に加速出来る。
この特性もジェットを扱う上で必ず意識する必要のある性質となっている。

また、上記の性能表には書いていないが操舵速度、機首角度限界値ともに1位。
飛行速度の遅さも相まって非常に操作しやすい。
機首固定型(水平に戻る速度が0)のため、着地位置の微調整も行いやすい。
飛行時間はやや短いが、困る場面はまず存在しないと、レースにおいて隙のない性能を誇る飛行能力となっている。

極めようとすると「連鎖」を狙う場面が多くなって来る上、「ゼロジェットダッシュ」や「沈ませジェットダッシュ」、更には「着地キャンセル」などの高難度テクニックも組み込むとより速くなる。
総評として、「シンプルな強力さを持つが、奥が深いマシン」と言える。

走法

「ジェットダッシュ」が全てにおいて走法の基本となる。
滑空の性能も他のマシンとは一線を画す性能を誇るため、段差の多さがこのマシンの強さに直結する。

ジェットダッシュの強力さのみならず、ダッシュパネルを用いた加速やレールの速度も十分なほどあるため、隙がない。

良くも悪くも「離陸」に依存する性能であり、ジェットの明確な弱点であるのだが、「連鎖」も相まってそれで困ることはほとんどない。
しかしあまりにも平坦で飛ぶ要素の少ないギャラックスだけはどうも苦手で、ホイールに頼らざるを得ない。さっさと閉鎖しろ
それ以外のコースは一つの例外もなく、ジェットダッシュで加速し、その速度を利用することでわずかな段差や凸凹で浮き上がって更に加速していくことが出来る。
これを「連鎖」といい、このマシンの奥深さと難易度が肥大化する要素となっている。

ジェットダッシュが強力な分、ルート選択と加速手段の取捨択一が非常に大事。
長距離だと、JD1回+DP1枚多段踏み>DJD+着地>DJD+滑空>DP1枚多段踏み>滑空>JD1回の方程式となる。
一回しかジェットダッシュが出来ない状況と、ダッシュパネル1枚が横並びになっている場合はダッシュパネルを踏んだ方が速くなる。
これは加速装置による加速が長時間続くのに対し、ジェットダッシュ自体は瞬間的に大幅に加速、つまり速度維持性能が備わっていない事に起因する。
どちらも重ねがけが可能なので、ジェットダッシュとダッシュパネルを組み合わせられるような状況下だと、相乗効果で大幅に加速した速度を加速装置で維持出来るので、凄まじい速度を維持出来る。

基本的にジェットダッシュの使用回数が多い=難易度が高いとなるため、現在の世界記録ではフリーランで超高難易度のルートを通っても、安定を狙いたいタイムアタックでは通っていない事も多い。
また、タイムアタックでは敵加速という強力な加速手段も見逃せない。
敵加速によってジェットダッシュが誘発される場面も存在するため、基本的にタイムアタックとフリーランは完全に別物となってしまう。

ジェットダッシュ

ジェットの代名詞にて、スピンダッシュ、Aバグと並んで最強と呼ばれる特殊走法の一つ。
段差から飛び出した瞬間に着地すると、本来空中では一瞬で戻ってしまうはずのスピードを維持できてしまう。
空中減速率>地上減速率を上手く利用した走法といえる。

これを多く、上手く如何に通すかが肝となる。

ダブルジェットダッシュ

ジェットダッシュとダブルジャンプの複合走法。
名前が極めてややこしいことで有名。

極めて短い区間で飛び、段差の先端にナイス着地(エフェクト無し)。
そのままダブルジャンプの要領で通常では考えられないような角度で飛び上がる事が可能。

2連JDとなる為飛距離が大きく伸びるほか、70°程のベクトルで速度を殺さず飛び上がる為、サンドーラの2連ギミックをノーリスクで飛び越える事も可能。
使用場面はと少ないが、秒単位で縮まる場面が多く、練習は必須。


着地ジェットダッシュ

ジェットの基本的な応用走法の一つ。
滑空からの着地による加速を利用して普通では飛べないような小さな段差や急な坂道、下り坂の始点、昇り坂の終点などで飛ぶ走法。
基本的にジェットダッシュに繋げるが、滑空へと繋げた方が有効の場合もある。


壁当てジェットダッシュ

斜角が0°以上の坂で、壁にぶつかると飛び上がる事を利用したジェットダッシュ。
基本的にナイス着地による瞬間加速と併用して使用する。
斜角が高ければ高い程、要求される速度が低くなる。

スピンジェットダッシュ

スピンジャンプと応用走法である壁当てジェットダッシュをさらに複合した走法。通称SJD。
壁当てJDによる加速、スピンによる弾き力の強化により、コーナーなどで連続でジェットダッシュを決めたい時などに使用する。
また、壁当てジェットダッシュの失敗を大前提にして、この走法を組み込む事も出来る。

ジェットが大きく躍進した最大の奥義とも言える応用走法。
条件さえ整えば、スピンで壁に当たる→浮き上がって即着地→再び壁に当たる→…というループが成立するため、場合によってはカンスト近い速度を叩き出す事が出来る。
コースを熟知すれば分かる事だが、この走法で大幅に加速出来る場面が非常に多く、秒単位でタイムが縮んでいく。
初段のSJDを成立させるために速度が必要な事と、コースの斜角、壁の曲線などによって入力が大きく変わる事、着地キャンセルなどの仕様の把握が必要となるため、走法として組み込む敷居は想像するよりも高いだろう。
見た目が非常に派手で、動画などではかなり魅せる事が出来る走法。ぜひ習得したいところ。


ゼロジェットダッシュ

即着地JD。
JDの加速判定が起きたフレームに着地。この為、見た目ではJDが起きた事すら分からず、急加速したように見える。
横に飛び出すタイプのJDが出来る場面なら理論上全ての場面で使用出来る。
基本的にこれを行った後は慣性保存などによる強制的なX軸の機体移動が無い限り着地ミスが起こるので、連発はしにくい。
実機でもたまに起きるため、その存在だけは2012年頃から知られていたが、ほぼTAS専用の走法と言っても良いだろう。

沈ませジェットダッシュ

ヴァレリオンの水たまりなど、わずかな凹みでジェットダッシュする時に用いるテクニック。
ある程度加速している状態で、凹みの最も深いところでプッシュして接地ギリギリ〜接地まで機体を沈ませ、プッシュからの浮き上がりと凹みからの浮き上がりをあわせてジェットダッシュを強引に誘発する。
人力でも大幅にJDの成功率が上がるので必須とまでは行かないが、より立ち回りが強化されるテクニックの一つ。
当然だがコース構造を熟知する必要があるため敷居は高いが、ほぼ全てのコースで使用出来る。
着地JDの中にこの沈ませJDが組み込まれているため、着地JDを使用する場面では考察の必要はないだろう。


ジェットダッシュブーン

ジェットダッシュとトルネイドバグとホイールという3つを組み合わせた応用走法。
ギャラックスで大幅にタイムを縮める事が出来るが、下準備が大変な上にフレーム単位の綿密な最適化が求められる。
着地時の加速を合わせる事でさらに速度を底上げする事が出来るが、
更にダブルジャンプと組み合わせると速度を維持しつつ非常に高い位置を飛べる。高すぎてギャラックスでは天井に当たる。
成功時は飛距離伸ばしとYPSを忘れずに。

高い難易度とお前は何を言っているんだ感から実機では実用性が無く、しばらくの間専らTAS向けと言われていたが、
ギャラックスのフリーランの開幕で考案者自ら使用し、直後の操作精度も相まってギャラックスでは近年稀に見る大幅更新を成し遂げた。


シティトライアル

ほぼ全てのステータスの初期能力・上昇幅どちらにおいても優秀。
飛行最高速以外の能力は驚異的な成長を見せる。
序盤は最高速度、地上旋回能力、チャージが低いため慣れていないとやや集めづらい。

特に加速と地上最高速は著しく伸びる。
加速に関しては減速しやすくなってしまう点は要注意。
基本的には最高速の-2以下をキープしておきたい。

重さがある程度あるため体当たりやスピンアタックは強力。
街パートであればジェットダッシュから体当たりするだけで致命傷となる場面も。
耐久面においてもワープと同じとある程度の硬さがあり、デスマッチなどでも活躍が見込める。
不利なスタジアムは一切無い為平均的に成長させればどんな使用にも耐えうる事が出来る。

カソクが元から高い上、上昇幅がルインズに次いで高いため減速のしやすさはピカイチ。
ロケットと同じくカソク調整が必要だろう。

また、エアグライダーなどの空を飛ぶ競技では重さの取りすぎにも要注意。
こちらも恐ろしく成長スピードが早く、飛行をまともに取っていないと全く滑空できずに墜落する。
反面マイナスオモサを取ったときの反動も大きいため、飛行系競技では優先的に取得したいところ。
しかしシャッフルだとオモサ調整の塩梅が難しい。予言を見て調整出来る場面はいいが、それ以外だとヒコウと同程度に抑えた方がいい。

ジェットダッシュはシティでも強力に作用し、開始直後から終盤まで、凄まじいスピードで街を巡る事が出来る。
何よりも圧倒的な空中機動力により、妙に癖のあるデビル以上に思い通りに空を飛べるだろう。

走行性能、飛行性能、攻撃性能、耐久性能全てに置いて非常に高水準。
あらゆる面で隙が無い為、シティではルインズスタードラグーンと並んで3強とされている。

  • 最終更新:2021-12-18 09:29:56

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