サンドーラ

サンドーラMAP


特徴

全長約571m
「砂」がテーマのステージ。
全長はかなり短く、全コースでプランテスに次いで2番目に短い。
本コースのBGM、「エアライド:サンドーラ」はコルダと並び本作でも屈指の人気を誇る。
凸凹としたステージ構成で、非常に走りにくい。
ギミックの数も非常に多く、抜け道や分岐点も多く存在する。
その為、加速が高く、曲がり角や凸凹に強いマシンが有利。
難易度が全体的に高い。というよりこのコースにおいて難易度が低いマシンは一切いない。
凸凹なコースである事はもちろん、厄介な水場や流砂、悪路に包まれたダッシュプレート。
ギミックジャンプ硬直の存在も問題。全部すっとばせるマシンはともかく、飛ばせないマシンは・・・
何よりも「カニ」、「柱」の存在が原因。コイツの気まぐれひとつで全て台無しにされる。
挙げ句の果てにダッシュパネルは全て菱形。
とにかくこの短いステージに高難易度要素が詰め込まれている。
その難易度はチェックナイトと並んでエアライド最高との声も上がるほど。
サンドーラ関連のクリアチェッカーも殆ど初心者バイバイ。


マシン別評価

ワープスター

非常に走りやすい。
それ以外に言う事は無し。
まともに走る事が出来ないマシンが多いため、それらに比べると遥かにマシである。

ウィングスター

難易度は高いもののフリーラン、タイムアタック共に高水準のタイムが期待できる。
ジャンプギミックや柱をスルー出来るので、運要素は実質カニだけとなる。


デビルスター

デビルの性能を活かしにくいものの、
ウィングと同じく飛行に特化しているためタイムは期待出来る。


ジェットスター

このコースの代名詞にして貫禄の最速。
対人戦なら迷わずこれ一択。
が、ジェットの中でも難易度が1、2を争うほど高いため、練習は必須。


ロケットスター

DPが活かしづらいが素のスペックが高く、フリーラン、タイムアタックでそれぞれ40秒、2分を切れる数少ない機体。
難易度はコルロケと並びロケット最難関との呼び声が高い。


フォーミュラスター

直線が少ないため操作難度が高く、かなりの難所となる。
最高速を全く活かせず、フリーラン、タイムアタック共に最下位クラス。
タイムアタックではホイールを使用する。

ターボスター

スリックスター

まともな平地・直線が少なく、レールにいたっては皆無。
全く特徴を活かせず、1周する中で70km/hを越える場面がない。
それでもフリーラン、タイムアタック共に中位にいられるのは仮にも4強と言ったところか。


ルインズスター

サンドーラの代名詞その2。
オガルイと同じく、4強以外のノードにしては大人気。
そこそこのタイムが安定して狙えるだろう。
下手に4強を使うよりは良いが、理論値自体は4強の方が上。


ヘビースター

ワゴンスター

凸凹が多いのでDJを起こしやすく、フリーランの前半は強マシンに比肩する走りを見せる。
しかし速度が一気に殺されるヘアピンカーブ、飛び越せなければチャージダッシュも使えないジャンプギミックが続き
どんどん抜かれて中堅下位レベルに。
タイムアタックではホイールを使用。ヘアピンがあまりに遅いので1周目もルーレットでホイールを引いた方がいいという体たらくぶり。


ウィリーバイク

フリーランは平均クラス。壁加速、ハングオンによってコーナーは速い。一応カニをスルーできる。
タイムアタックはホイールを使う中堅クラスの中ではトップ。
敵加速によって全体的に速いが、地形の関係もあり不安定。


ウィリースクーター

SDで十分に加速できないため、フリーラン、タイムアタック共にジェットに劣り2位。
カニを無視できるので、タイムアタックではなかなかの安定感と敵加速による速さでベストラップに貢献できる。
フリーランは繊細にSDを使うポイントが多々あるため、難易度は高い。


レックスウィリー

フリーランはワーストクラス。一応ハングオンは役に立つ。コース構成のせいでもあるが、終始スピードレンジが低い。
タイムアタックでは平均以下。下位4体よりはマシだが、それでも不安定。敵配置の都合上、カニは無視できる。


デデデ大王

素で遅い。カニ、柱の影響をモロに受ける上にジャンプギミックでの謎の急ブレーキや
緩い高低差で意味不明なジャンプが発生したりする。上手く利用できれば加速に繋がるが失敗すれば走りが崩れてその周はパー。
プレイ人口が少ないから目立たないがかなりの魔境。
タイムアタックでは更に敵が加わり、最速ルートを捨ててソードナイトを確実に倒すことを中心に走行レシピを組み直す必要がある。
ハンマーのガラクタっぷりがよく分かる組み合わせ。


メタナイト

カーブが多くジャンプギミックを一段スルー出来たりと得意なコース構成。
…ではあるのだが、タイムアタックでは最下位クラス。
フリーランでも相変わらず下位だがメタナイトにしては割と上位に位置する。
カニや柱を総スルーできるのはメタナイトにしかない魅力で、運要素の無さはサンドーラ一である。

総評

ジェットスターのワンマンショーである。
理論値では2位のスクーターに10秒以上の差を付けている。
加速装置が少ないこのコースでスクーターに大差を付け最速を誇るというのは、
サンドーラというコースの特性、JDの性質が良く理解出来るだろう。
タイムアタック、フリーラン共に上位は全く変わらず、
理論値ではジェット、スクーター、ロケット、ルインズ、スリックと続く。
多くの人が一度はルインズが最速と考えるコースであるが、圧倒的スペックを誇る4強に食らいつけるのは充分と言えるかもしれない。
そしてターボ、ウィング、バイク、ワープ、ワゴンが中位を争う形となる。
単純に相性がこのコースと完璧に合っているはずのウィングやワゴンが中位に居るという事がマシンスペックの限界を物語っている。

タイムアタックでは3周ともに存在するウィリーをどう扱うかが重要となる。
優秀なソードも転がっているため、上位陣はソードを使う事になるが、スリック以下はホイールを装備するのが基本である。
デビルはフリーランでは中位以上の実力だが相変わらずタイムアタックでは遅れを取る。

3弱が遅いのは相変わらずだが、メタナイトの性能はこのコースととても相性が良い。まあ結局遅いのだが。

強マシンであるはずのヘビーやフォーミュラはこのコースと致命的に相性が悪く、
タイムアタック、フリーラン共に最弱クラスである。
限界は決められているとは言え、コース構造とマシン性能の相性が如何に大切かを思い知らされるだろう。

  • 最終更新:2017-03-28 03:51:15

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