ウィングスター

ウィングスター

性能表

能力値 数値 順位
地上最高速度 1.51875 15位/21位中
飛行最高速度 2.04525 6位/21位中
傾斜補正(昇り) 75% 16位/21位中
傾斜補正(下り) 125% 4位/21位中
離陸時加速 0.486 8位/21位中
レール速度補正 100% 11位/21位中
レール傾斜補正(昇り) 170% 1位/21位中
レール傾斜補正(下り) 120% 2位/21位中
チャージ基本値 1.9% 6位/21位中
ドリフト補正値 2.2% 11位/21位中
エアチャージ 0.01% 11位/21位中
チャージ開放値 100% 1位/21位中
オーバーヒートタイム 120F 15位/21位中
リキャストタイム 60F 1位/21位中
攻撃値 100% 4位/21位中
防御値 12% 16位/21位中
耐久値 150 14位/21位中

出現方法

周回制にて空を飛びながらゴールすると出現。
アイルーンでゴールするとほぼ確実に出現する。
星型弾やボム、マイクなどで強いダメージを受けて浮かされた状態でゴールしても可能。

長所

  • 特殊走法「バウンド」で空を半永久的に飛び続ける事が出来る。
  • 特殊走法「縦滑り」が使えるので、滑る床に限り強マシンに匹敵する走行性能を持つ。
  • ダメージを受けた時に浮きやすく、そこからバウンドに繋げられるため、ダメージに対する耐性は高い。

短所

  • 地上、空中ともに機体の旋回能力がかなり低い。
  • 地上での性能が壊滅的に低い。特に加速力が致命的に低く、全マシンでワーストクラス。
  • 急降下が非常に遅い。
  • 飛行中に速度を直接上昇させる特殊走法を持っておらず、基本性能に頼る事となる。
  • 機体角度の左右限界値、上下限界値ともに狭く、飛行中の自由度はかなり低い。
  • フレーム単位の入力や、ミリ単位のスティック調整が求められる場面も存在し、難易度が高い。
  • 50km/h程で飛行するが、この速度はルインズの基本速度とほぼ同じであり、単純に見てもルインズの壁が厚い。
  • 飛行中に曲がりにくく、大体壁に激突してしまう。壁に衝突する前提でコース取りする事も多々。
  • 攻撃力も防御力も低く、旋回能力にも欠けている上に滑りやすいので戦闘能力は最弱クラスとなる。
  • シティトライアルではドラグーンはおろか、デビルやジェットがこれの上位互換といえる立場になるため代替目的以外でこのマシンに乗る必要性がほぼない。

エアライドモード

見た目の通り、飛行能力が高いマシンとして設計されているマシン。
他のマシンの例に漏れず何かしらのステータスの特化型で、このマシンの場合は飛行力となっている。
飛行時間はドラグーンに次ぐ2位、飛行速度も飛行時間の長さの割には高い部類に入る。
ただし、飛行性能の代わりに地上性能を完全に犠牲にしており、特殊走法などを持ち出すと地上では最弱クラスのマシンとなっている。

幸い、後述の特殊走法「バウンド」が非常に強力で、あらゆる場面で常に浮き続ける事が出来るという唯一無二の特徴を持つ。
そのため、地上には降りず如何に空を飛び続けるかが重要になる…と見せかけて、ダッシュパネルなどの加速要素は積極的に拾いにいかなければならない。
飛行するための手段は豊富である一方で、飛行中の速度を底上げする手段は全く持っていないというのがこのマシンの最大の弱点となっている為である。

性能表を見れば分かるとおり、機体性能に問題点が非常に多いが、「バウンド」の存在と飛行速度だけでカバーしている状態である。
弱点はそのまま使いづらさになっており、間違いなくぶつかる事になる細かい壁を乗り越える為の小細工を覚えなければいけない。
総合して典型的な「使うだけなら簡単だが、使いこなすには相当の練度が必要なマシン」となっている。

「バウンド」を駆使して空を飛ぶだけなら多少練習するだけで可能であるものの、まともにきちんと走るとなると劇的に難易度が上がる。
他のマシンからの知識はこのマシンに還元出来ないが、このマシンの知識は他のマシンに還元することは可能。
極める頃にはトッププレイヤー達が把握しているものの言葉にはしていない、このゲームの細かい仕様まで把握出来ているはずだ。
プレイする価値は十分にあると言えよう。


走法

特筆すべきはやはり特殊走法「バウンド」であろう。
難易度は低いとはいえ、これの精度がそのままタイムに如実に現れてくるため、最優先で習得したい。

地上性能は前述の通り壊滅的に低く、ダッシュパネルを踏んでもほとんど加速出来ない。
地上での特殊走法も後述の「縦滑り」しかなく、非常に限定的。
悲惨としか言いようがないステータスであるが、強みとされている飛行中の速度もせいぜい50km/h程度しかないため、それ以上に加速出来る場面であれば地上を走った方が速いという状況に陥りやすい。
ただし、大局的に見て加速後に飛行体制に戻す手段がしばらくない場合は、ダッシュパネルなどを無視して飛び続けた方が速い事もある。
慣れてくると感覚で選択肢が把握出来るようになるが、覚えてしまうのが一番手っ取り早いだろう。

他にも機体の浮力が非常に高く、足元の位置を影、もしくは感覚で把握しなければならない。
一見大した問題ではないが、他のマシンに慣れていると地味に響いてくる要素である。
プッシュした際の接地フレームは通常時3Fで、ワープをはじめとした他のほとんどのマシンと同じ。

飛行中の操作であるが、レースゲームの基本であるアウトインアウトの概念は重要。
同じ壁への衝突でも、機体角度によって結果は大きく変わる。
また、十字キーを使用して斜め入力を強くする「十字飛行」は必修。
即座にスティックから十字キーに切り替えられる様にするか、もしくは十字キーのみでの操作に慣れておきたい。


バウンド

実質専用走法。

まず飛行状態に入り、着地する対象の床に対し水平な状態で着地する。
この直前に、スティックを軽く横か下に倒しておく。
こうする事で着地と同時に再び浮き上がる事が出来る。

永遠に飛び続ける事が可能な走法で、ウィングスターの代名詞。
飛行状態に移行して、ナイス着地加速と離陸時加速を同時に得る事が出来るのは強力と言わざるを得ない。
ただ問題はこのマシンの性能が低すぎてそこまで加速しない事だが…

メタナイト、ウィングカービィ、ドラグーンも似たようなことが出来るが、あちらはダブルジャンプの亜種である。

横バウンド

スティックを左か右に倒して行うバウンド。

下に倒すのに比べて、全く減速せずに再び宙に舞うことができる。
また、過剰に浮き上がったりしないので連続してバウンドしたいときに便利。
仕様上、成功するとほぼ確実にナイス着地判定が出るのでかなりスピードが上がる。

平坦な所で飛びたいならコチラをオススメする。

ハイスピードバウンド

普通の操作ではまず出来ない程にバウンドの間隔を早くする走法。
一応他のコースでも使えなくはないが、ほぼギャラックス専用である。

まずは横バウンドを行う。
横バウンドが連続で成功するスティックの角度に固定し、そのままゆっくりと上に倒す。
着地ミスが起こらないギリギリのポイントで固定し、そのままナイス着地をしながら飛び続ける。
ナイス着地のエフェクトが起こらないが、裏で判定を貰っているのでスピードは上昇する。

A式ハイスピードバウンド(バウンドゥエ)

ハイスピードバウンドの操作に1Fのプッシュをさらに加え、
驚異的な速度でバウンドを繰り返してナイス着地判定で加速させる走法。

1Fの入力を1Fの誤差もなく数十回続けて繰り返す必要があるので人間には不可能。
スティック入力も1°単位の入力で65025通り中、わずか3通り程度の組合わせしかない。
すなわち完全にTAS向け走法。動きがキモい。
この変態的な挙動を以ってしてもウィングより上位には変態的な速度で駆け抜けるマシンしか居ないゲームなので勝てない。



縦滑り

滑る床でしか使えない。
速度の関係上、実質コルダ専用。
フォーミュラに比べると加速せず地味だが、一定の速度を保てるので有用性は高い。
難易度も低く、ウィングの全体的な挙動を把握しやすくなるため、習得必須。

ふらつき走法

飛行中のみ、ふらつき走法が可能。
入力角度がわずかの上、機体角度が上下に目一杯倒しておかないと加速しない。
わずかにしか加速しないものの、やらないよりはマシ。


シティトライアル

曲がれない、加速が低い、滑りやすい、攻撃力が低い、耐久力が低い。
とにかくこれらの欠点が露骨に出る。

飛行能力を強化したワープスターのような能力に見えるが、
実際はバウンドがあるので全くの別マシンと見てもいい。
バウンドはシティでもそこそこ実用的だが、センカイを強化しなければ話にならない。

加速力は低いが、強化すると加速装置を用いた加速よりも飛行速度の方が高くなる上、飛行すればすぐに最高速度に到達するため割と気にならない。

飛行時間に関してはライトやデビルを軽く超えている。
ドラグーンとフライトワープスターを除いてしまえば飛行関連は実質1位。
…と言いたいところだが、「飛行自由度」という観点で見た場合デビル、そしてジェットの方が圧倒的に上である。
また、飛行時間に関してもエアグライダーは簡単にカンストが可能であり、ハイジャンプに至っては低い機体角度限界値のせいで上記2マシンに遅れを取る。

センカイを取る事によって地上での立ち回りの強化だけでなく、上下左右の機体角度限界値も底上げされ、空中で機動力が大幅に上がるため、とにかくセンカイを優先的に取得する必要がある。
もしセンカイが揃っていない序盤から乗る場合は、直進で移動するのが基本となるだろう。
しかし数さえ取れば良く曲がるマシンへと変貌する。
レックスと違って操作感は充分治るし、飛行関連はどの要素も良く伸びる。

普通に使うならほぼ完全上位互換の存在であるドラグーンの影がちらつくが、バウンドはドラグーンにはない魅力。
ドラグーンがバウンドする必要あるのかと問われると返答に困るが。
また、数少ない飛行速度が無操作で200km/hに到達出来るマシンの一つである。

オモサに関しては重くしても軽くしてもいい。
重くする事によって飛行中の安定感は上がるし、軽くする事でより遠くまで飛べるし、バウンドしやすくなる。
ただし、慣れているのであれば重くした方がいいと思われる。
地上最高速は大きく上がるし、急降下の調整もしやすくなる。

攻撃面、及び防御面に関しては強化してもワーストクラスといってもいい。

得意なスタジアムはエアグライダー、ハイジャンプ、シングルレース。

総括して、シティトライアルにおいてはエアライド以上にかなりクセが強く超上級者向けのマシン。
エアライドでの腕が必要不可欠なので、使いこなしたいならまずエアライドを極めた方がいい。

余談

公式ではカービィのエアライドを象徴するマシンの一つとして扱われている。
オープニングムービーに登場するほか…
アニメカービィでは特に優遇されており…(筆者が忙しいため暇な人追記お願いします)

  • 最終更新:2021-12-06 19:46:34

このWIKIを編集するにはパスワード入力が必要です

認証パスワード